EQアストロジー(赤緯占星術)
茜鳥ジュンは、占星術の赤緯について研究しブログで発表、電子書籍も公開してきました。これまで「赤緯占星術」と呼んできましたが、これからは「EQアストロロジー」または「EQ占星術」と呼んでいきます。
英語では「赤緯」のことをDeclinationと言いますが、この呼び方も本質を表す呼び名ではないと考えています。「傾斜している」とは、「AはBに対して傾いている」という状態のことで、本質を表す名前ではないからです。
「赤緯」とは「天の赤道からの緯度」のことであって、「天の赤道」は地球の赤道からの延長です。つまり、地球の中心からの緯度のことであって、それが曲者呼ばわりされているのは、地球に対して不敬ではないか。いや、地軸が傾いていることで、夏冬と季節が生まれ、地上に住む生物はみな躍動感ある生活ができているのだから、むしろ地球に感謝を表した呼び名にすべきである、と考えます。
“Equatorial Coordinate System”の占星術、つまり「赤道座標の占星術」という呼び名が適切だろうと思い、EQ Astrology、すなわちEQアストロロジーまたはEQ占星術と呼びたいと思います。
EQアストロロジーには、次のような技法や読み方があります
アスペクト、OOB、シャーマニック・シンボルで読む
出生図などのチャートの状態を読みます。アスペクトには、パラレル、コントラパラレルが従来から知られています。また黄経の赤緯度数を超えるOOB(Out Of Bounds)はチャートの特長を示します。
アングルの赤緯度数にも注目しましょう。赤緯16度近くに惑星があると、アングルASCとMCの両方に同時にパラレルになることがあります。今まで注目されてきませんでしたが、一つの惑星がアングルに二重に影響することになります。DAP(Double Angle Parallel)と私は呼んでいます。
「シャーマニック・シンボル」は赤緯度数の一度ずつをチャネリングしてイメージを詩文
にしたものです。シャーマニック・シンボルの詩文は、イギリス占星術家ポール・ニューマン(Paul Newman)さんとヒーラーであるロレイン・ジェリセビック(Lorraine Jericevic)さんによって実験され書き留められました(実験当時はLorraine Exleyさん)。お二人に連絡して翻訳紹介する了解をいただき、茜鳥ジュンが赤緯29度まで翻訳し、解説文を加えてKindle版電子書籍で公開しています
月の赤緯プログレス
独立起業・昇進・結婚・引退の時期は、赤緯プログレスに表れます。北緯約90度にある北極星は古くから信仰と対象とされてきました。北極星と同じく惑星が北緯にあると、支配的な性質が強まり南緯にあるとサポート的な性格が強まります。赤緯プログレスで分かる発展のタイミングは、個人だけなく団体会社にも応用できます。